ノスフェラスの人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:20 UTC 版)
「グイン・サーガの登場人物一覧」の記事における「ノスフェラスの人物」の解説
ドードー ノスフェラスの巨人族ラゴンの族長。勇者ドードー。娘にラナ。2タールをはるかに超える身長と、鋼のように鍛えられた肉体を誇る、グインよりも巨大な数少ない人物のひとりでもある。〈勇者ドードー〉とは一族随一の勇者の称号であり、ドードーと並ぶ一族の指導者である〈賢者カー〉とともに代々受け継がれてきた称号である。グインをノスフェラスの王として崇める一方で、彼の親友のひとりでもあるが、ノスフェラスの王であるグインがノスフェラスを不在にしていることには大いに不満を抱いており、そのことでしばしばグインと衝突し、一騎討ちに及ぶこともあった。 ロトー ノスフェラスの矮人族セムの最大部族ラク族の前大族長。孫娘にスニ。グインとともにモンゴールと戦った。セム族としては異例の長命を保ったといわれ、他のセム族からも敬意を払われる、セム族全体の族長のような存在でもあった。セム族の中では数少ない、中原の言葉を理解する人物のひとりでもある。その死の際には、グラチウスの魔道によって、実体のない姿となってノスフェラスを訪れたグインと再会し、歓喜の中で息を引き取った。 シバ ノスフェラスの矮人族セムのラク族の族長。大族長ロトーの後継者。父は同名のシバ。筋肉のよく発達した、セム族としてはかなり大柄な男で、知性も優れており、モンゴールとの戦いにおいては、グインを助けてよく戦った。スカールがグル・ヌーの秘密を求めてノスフェラスを訪れた際も、彼の案内役のひとりとして、ノスフェラスの奥地にまで同行した。いまではセム族としては初老の男となったが、グインに対する深い心酔は、若いころと変わるところはない。
※この「ノスフェラスの人物」の解説は、「グイン・サーガの登場人物一覧」の解説の一部です。
「ノスフェラスの人物」を含む「グイン・サーガの登場人物一覧」の記事については、「グイン・サーガの登場人物一覧」の概要を参照ください。
- ノスフェラスの人物のページへのリンク