ネットスラング・衝動的憤怒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:42 UTC 版)
医師の中嶋泰憲は、ネットでは「急に怒り出す人」の代名詞のように使用されるが、本来の火病は韓国人が「怒りを長期間、心の底に抑圧させた結果」発症する文化依存症であり、主に韓国人の中年女性に起きる。そのため、意味が全くの誤解であると述べている。室谷克実によると、日本の2ちゃんねる用語では「火病 (かびょう・ファビョン)」といい、三橋貴明によると、2ちゃんねるのファビョンは、ヒステリックになって、何が何だかわからなくなり、最後に怒りのあまり倒れてしまう症状であるという。 かつて存在した2ちゃんねる用語のオンライン辞書である『2典』によると、2ちゃんねるでは、韓国人 (とおぼしき人) が、(本来の症状とは違うのだが)唐突に逆切れした場合などに使い、「ファビョーン」と伸ばして使用されることが多い、という。また、「ファビョる」は「ファビョン」の動詞形で、逆上した人に対する侮蔑の意を込めて表現したもので、韓国・朝鮮人に限らず、単に「キレる」という意味でも使われる、という。 2010年に鹿児島大学法文学部教授の内山弘は、2ちゃんねるとニコニコ動画からネット用語を収集し、動詞化語尾「~る」を使って創造された新語の一つに「ファビョる」を挙げている。意味は「ぶち切れ状態になること」で、朝鮮語の 「 (火病=ファビョン)」からであると述べている。
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