ネオ・ヴェネツィア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 00:59 UTC 版)
「アクア (ARIA)」の記事における「ネオ・ヴェネツィア」の解説
『ARIA』の舞台となる町、ネオ・ヴェネツィアはネオ・アドリア海に浮かぶ多数の島の1つに地球(マンホーム)のヴェネツィアを移転したもので、歴史的建造物も多い。またそれに伴い、イタリアやヴェネツィアの風習や伝統行事も受け継がれている。なお、チラシやポスターに日本語が書かれていたり、郵便局が日本と同一の「〒」マークを用い、住民に姓と名の片方、もしくは両方に日本風の名前を使う者がいるなど、日本文化の影響も見られる。 現在のヴェネツィア同様、自動車の乗り入れは全面禁止とされている。玄関口となるのはマルコ・ポーロ国際宇宙港と鉄道のサンタ・ルチア駅である。市内交通はヴァポレット(Vaporetto=水上バス)、モトスカーフィ(Motoscafi=水上タクシー。作中では「TAXI」と表記)、そしてトラゲット(後述)で賄われている。また沖合いには空中ロープウェイの駅があり、上空の浮き島「AFI-0078」と結んでいる。 ネオ・アドリア海に浮かぶ島々にはアクア入植時に入植者の出身国ごとに島が1つずつ割り当てられ、それぞれの島にそれぞれの国の伝統を活かした文化村が作られている(ネオ・ヴェネツィアもその1つ)。国境などの境界線が存在しないため、近隣の島にはゴンドラなどの移動手段を用いて、自由に出入りが可能。中でも日本村はネオ・ヴェネツィアから近い場所にあるようで、ここが話の舞台になることもしばしばある。 マンホームのヴェネツィアは21世紀前半に大規模なアクア・アルタにより水没してしまっているが、カフェ・フロリアンやマルコ・ポーロ国際宇宙港ターミナルビル(いずれも後述)、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂等、いくつかの建物はアクアへと移築されている。
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