ニート工法

舗装技術の種類

ニート工法

■概要
　ニート工法は、舗装路面に、接着材として樹脂系結合材料を塗布し、硬質骨材を散布、接着させたすべり止め舗装です。
　アスファルト舗装やコンクリート舗装表面に、エポキシ系あるいはアクリル系樹脂を塗布した後、エメリーやセラミック骨材などの硬質骨材を散布し高いすべり抵抗性を得ることができます。仕上がり厚さは、３～５mmとするのが一般的です。
　カラー骨材を使用することで路面のカラー化が容易にできます。

■特徴
●　すべり抵抗性が大きく車両の制動性を高めます
●　カラー化することにより通行区分を明確にでき、安全性
　　に寄与します
●　路面に凹凸を付けることでスピードダウンや居眠り防止
　　の効果があります

■主たる性能
●　視認性
●　すべり抵抗性
●　明色・着色性

■用途・適用箇所
●　交差点手前、曲線部、急坂路などの減速が要求される
　　箇所
●　歩道橋やスロープのすべり止めが要求される箇所
●　スクールゾーンやバスレーンなど通行区分を明確にし
　　たい箇所
●　公園、商店街、建築外構などの景観性が要求される箇
　　所
●　プラットフォームなどの路面表示を要求される箇所

■この工法を紹介しているHP

ＮIＰＰＯコーポレーション
大林道路（株）
鹿島道路（株）
世紀東急工業（株）
大成ロテック（株）
東亜道路工業（株）
日本道路株式会社
前田道路（株）
北川ヒューテック株式会社
樹脂舗装技術協会

プラットフォーム上の路面標示