ニューマチックケーソン工法(pneumatic caisson method)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:55 UTC 版)
「ケーソン」の記事における「ニューマチックケーソン工法(pneumatic caisson method)」の解説
潜函(せんかん)工法ともいう。オープンケーソン工法の場合、軟弱地盤や地下水の多い地盤を施工すると、水や泥が作業箇所に流入し掘削作業が非常に困難になる。よって、あらかじめ本体下部に作業室を設け、その中に圧縮空気を送り込んで気圧の高い状態にし、この圧気によって水や泥の流入を防止して掘削作業を行うものである。このため、加圧や減圧を行う設備など特殊な機械設備を備える。また、高気圧作業となるため、作業員がいわゆるケーソン病と呼ばれる病気にかかることがある。労働安全衛生管理には特別の配慮が必要である。
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