ドゥイーノ城
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「ドゥイーノ=アウリジーナ」の記事における「ドゥイーノ城」の解説
ドゥイーノ城(英語版、イタリア語版)は、ドゥイーノにある、海に突き出した絶壁上の城。13世紀初頭に存在が確認され、この一帯を治めた領主の居城であった。ドゥイーノ城は1366年にハプスブルク家の所有となり、1587年にミラノの貴族デッラ・トッレ家 (it:Della Torre) の分家であるヴァルサッシーナ家 (Valsassina) が城主となった。19世紀後半、トゥルン・ウント・タクシス家(ドイツ語版)のボヘミア分家 (Czech branch of the House of Thurn and Taxis) のアレクサンダー(1851年 - 1939年)と結婚したマリー夫人が母方から城を相続し、その息子のアレッサンドロ(1881年 - 1937年)はイタリア王国においてカステル・ドゥイーノ公爵 (Duke of Castel Duino) を創設した。城は現在も公爵家(デッラ・トッレ・エ・タッソ家)の所有であるが、美術館・公園として公開されている。
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