トリビュート
2000年10月に発表したライトクロカン・モデル。車名のトリビュートは、感謝の証として捧げるもの、賛辞、を意味する英語に由来し、「マツダの創造性および技術力をお客様に捧げ、アクティブなライフスタイルの実現に寄与するという思いを込めて命名した」ものという。
ライトクロカンとしては後発であることから、広い室内、相対的に安価なこと、優れたハンドリングなどが開発テーマに選ばれた。フォードとの共同開発プロジェクトで、共通プラットフォームをもつ最初のクルマ。フォードのモデル名はエスケープ。そのエスケープとはエンブレムが違うだけでなく、ルックスなどを含め別のクルマに仕上がっている。つまり、アッパーボディのデザインが異なり、エンジン、トランスミッションはフォード、ボディと足まわりはマツダという担当分けの結果できたクルマだった。
エンジンは直4・2LとV6・3Lの2種。ロータリーカップリング式の4WD車がメインで、FF・2WD車は2Lの1モデルだけ。4WDにはロック機構も付いているので、悪路走破性は高い。
大きさは全長4395mm、全幅1790~1825mm、全高1750~1760mm。背の高い5ドアSUVである。バックドアはガラスハッチ付きで荷物の出し入れには便利。価格は179万8000円~254万8000円。定員5名。
2001年5月、V6・3Lエンジン搭載の2WDモデルを追加した。同時に4WDモデルに本革シート、クロムめっきアルミホイールを採用したGL-XLパッケージを設定。続いて11月、ボディカラーの変更、インテリアのブラック化、シート地変更、新メーターパネルの採用などがあった。
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