ハラルト・シューマッハーとは? わかりやすく解説

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ハラルト・シューマッハー

(トニー・シューマッハ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 07:02 UTC 版)

ハラルト・シューマッハ
2013年のシューマッハー
名前
本名 ハラルト・アントン・シューマッハー
Harald Anton Schumacher
愛称 トニー
ラテン文字 Harald Schumacher
基本情報
国籍 ドイツ
生年月日 (1954-03-06) 1954年3月6日(71歳)
出身地 デューレン
身長 186cm
体重 78kg
選手情報
ポジション GK
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1972-1987 1.FCケルン 422 (0)
1987-1988 シャルケ04 33 (0)
1988-1991 フェネルバフチェ 89 (0)
1991-1992 バイエルン・ミュンヘン 8 (0)
1995-1996 ボルシア・ドルトムント 1 (0)
代表歴
1971-1972 西ドイツ ユース 6 (0)
1979-1979 西ドイツ B 3 (0)
1979-1986 西ドイツ 76 (0)
監督歴
1992-1993 シャルケ04 GKコーチ
1993-1994 バイエルン・ミュンヘン GKコーチ
1995-1998 ボルシア・ドルトムント GKコーチ
1998-2000 SCフォルトゥナ・ケルン
2001-2003 バイヤー・レバークーゼン GKコーチ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ハラルト・アントン・シューマッハHarald Anton Schumacher, 1954年3月6日 - )は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州デューレン郡デューレン出身の元同国代表サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはゴールキーパー。愛称はトニー (Toni)。元パラグアイ代表ホセ・ルイス・チラベルトが現役時代に目標としていたプレーヤーでもあった[1]

Haraldを「ハラルド」とする表記があるが、標準ドイツ語では語尾の“D”は“T”の発音となるのでハラルトが本来の発音に近い。

経歴

クラブでは1.FCケルンの一員として1977-78シーズンにブンデスリーガ制覇、西ドイツ代表では1979年に初選出されると正GKの座を掴み、1982年、1986年と2度のワールドカップで準優勝に貢献、1986年に代表から退くまで76試合に出場した。

反面、問題を引き起こすことがあり、1982年に行われた1982 FIFAワールドカップ準決勝のフランス戦でのパトリック・バチストンに対するラフプレーで知られる。後半11分にミシェル・プラティニのループパスに上手く抜け出したバチストンと1対1の状況になり、飛び出したシューマッハーは激突した際に肘鉄を浴びせた。このラフプレーでバチストンは頭部を強打し、入院生活を余儀なくされた。一方で主審はシューマッハーに対してPKはおろか警告すら与えず[2]、ゴールキックから試合を再開させたため物議を醸した[3]

また1987年に当時の西ドイツサッカー事情をとりあげた内部告発本 『開始の笛』(原題:AnpfiffISBN 978-3426262986)を出版した。その中でドイツサッカー界の不正疑惑を暴露したことで、ドイツサッカー協会(DFB)から国内からの永久追放の処分を受けた。

その後、協会とも和解し国内のクラブでGKコーチを務めている。ボルシア・ドルトムントのGKコーチを務めていた1995/1996シーズンのブンデスリーガ最終節、SCフライブルク戦で後半43分から途中出場した[4]

人物

1970年代のゼップ・マイヤーと並び称される1980年代のドイツとヨーロッパを代表するGK[3]。1対1の場面での絶対的な強さ、ワンハンドスローでハーフウェーラインを越す事が出来る程の肩の強さ、PKに対する勝負強さが特徴である。攻撃時にはハーフウェーラインまで上がって攻撃に参加することもあった。

代表歴

  • 1979-1986 ドイツ代表
    • 代表デビュー:1979/5/26
    • 代表歴:通算76試合出場0得点

タイトル

クラブ

代表

個人

脚注

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