トドリーガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:26 UTC 版)
大公の信任が厚いとされた宮内庁室長。大公の私的植物研究の御指南役で、アリオの死に関係しているらしい。操り利用しているつもりだった大公がデデから報告を受けた自身しか知らないはずの情報を知っていたり、実は油断のならない人物だと悟る。「episode15」で母と妹との貧しい3人暮らしだったが、亡くなった母親の遺体から死虫の樹が生えてきたため、母親を植物に殺されたような思いを抱いており、植物を憎悪している過去が明らかになる。妹のその後は不明。研修の際のシドライアンをチャンナム人ゆえに敵視し猛反発した役人の報告書の形を借りた密告で、アリオから嗅ぎ取った「妖精の草」の香りの記述を読み驚く。何もわかるはずはないとクラーリスを嘲るが、徐々に彼が核心に近づいていることに気づいていない。「妖精の草」の秘密を解明し、永遠の命を手に入れようとしていた。しかし、「妖精の草」が死者にしか宿らないことを理解できず、密偵を使っているのは自身だけでなく大公も同様であり、「妖精の草」を追う者の動向を把握していたことを告げられ、初めて大公の巨大な存在であることと不気味さを我が身で知りバイバイされてしまう。実は、伝説の植物と呼ばれながら外来種である「妖精の草」をデュボスに持ち込んだ張本人。サシャの墓を暴いて「妖精の草」の種株を取り出し、その土を使ってチャンナム以外の場所でも「妖精の草」を育てたことは大公に高く評価されていた。追手が迫り、クラーリスを置き去りに逃走することに成功した。その後、船の上で思い悩むドロローザの前に現れた。
※この「トドリーガ」の解説は、「イーフィの植物図鑑」の解説の一部です。
「トドリーガ」を含む「イーフィの植物図鑑」の記事については、「イーフィの植物図鑑」の概要を参照ください。
- トドリーガのページへのリンク