トスカニーニのメトロポリタン歌劇場登場
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「交響曲第9番 (マーラー)」の記事における「トスカニーニのメトロポリタン歌劇場登場」の解説
1908年9月19日、プラハでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して自作の交響曲第7番を初演。10月27日、ミュンヘンで再演。 10月21日、ニューヨークに戻り、ニューヨーク・フィルハーモニックを初めて指揮。12月8日には同オーケストラを指揮して交響曲第2番を演奏する。このシーズンからアルトゥーロ・トスカニーニがメトロポリタン歌劇場に登場して、ワーグナー作品などマーラーが得意とするレパートリーを採り上げ始めた。このため、マーラーは心中穏やかでなく、活動の中心を歌劇場からニューヨーク・フィルに移し始めた。エンリコ・カルーソーがマーラーのカリカチュアを描いたのはこのころである。 1909年2月にベドルジハ・スメタナのオペラ『売られた花嫁』をアメリカ初演。 4月にヨーロッパに戻り、パリに滞在。オーギュスト・ロダンの彫刻のモデルになったり、アルフレード・カゼッラやエドガー・ヴァレーズに会ったりしている。
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