トキ21500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/22 09:12 UTC 版)
「国鉄トキ15000形貨車」の記事における「トキ21500形」の解説
冷延コイル鋼板専用として、1968年(昭和43年)から1970年(昭和45年)にかけて国鉄鷹取工場および国鉄大宮工場で31両(トキ21500 - トキ21530)が改造された。トキ21500形では濡損による積荷の発錆を防ぐため4分割の覆いを設けている。そのため荷重は33tとなっている。コイルの受け台が5個の物と7個のものの2種類が存在した。落成時の配置は君津駅(新日鉄君津)、塩浜操駅(日本鋼管川崎)、和歌山操駅(住金和歌山)だった。JR貨物にはトキ21510 - トキ21512の3両が承継され名古屋南貨物駅 - 東三条駅でコイル輸送に使用された。最後まで残ったトキ21510・トキ21511の2両が2008年(平成20年)に廃車となり形式消滅。
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