トキ21100形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/22 09:12 UTC 版)
「国鉄トキ15000形貨車」の記事における「トキ21100形」の解説
日本鋼管川崎製鉄所から出荷される熱延コイル鋼板専用車として、1968年(昭和43年)から1969年(昭和44年)にかけて44両(トキ21100 - トキ21143)が国鉄大宮工場で改造された。トキ21000形と異なりあおり戸を撤去した床板上に鉄鋼コイルの受台を5基設けられている。そのため荷重は35t のままである。本形式はトキ21500形式とともに塩浜操駅(現・川崎貨物駅)から籠原駅の間で「コイル鋼管号」として運用されるなど活躍した。また、日新製鋼呉製鉄所からの輸送に使用されたトキ21125 - トキ21128はコイル受台の構造が変更されていた。1986年(昭和61年)度に形式消滅。
※この「トキ21100形」の解説は、「国鉄トキ15000形貨車」の解説の一部です。
「トキ21100形」を含む「国鉄トキ15000形貨車」の記事については、「国鉄トキ15000形貨車」の概要を参照ください。
- トキ21100形のページへのリンク