ディープ・トウとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > > 潜水調査船 > ディープ・トウの意味・解説 

ディープ・トウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 15:06 UTC 版)

深海曳航調査システム「ディープ・トウ」は、日本の海洋科学技術センター(現:海洋研究開発機構)が開発・運用している遠隔操作無人探査機

概要

ディープ・トウは、深海、中深層の調査、しんかい6500やその他の深海探査機のための事前調査などを行う。同機構の調査船に搭載されて調査海域まで進出し、クレーンによって海面に下ろされ調査を開始する。母船から伸びる全長数千メートルのケーブルによって低速で母船に曳航されながら調査を行う。むき出しのパイプフレームに大きな安定フィンと各種調査機材が取り付けられた構造になっており、表面を覆う外板などはない。全長3m、巾1m、高さ1mで空中重量1000kg-1350kg。

ディープ・トウにはいくつかの種類があり、複数の調査船に搭載されている。一つの特定の探査機を指す名称ではなく、一連のシリーズの名称である。

  • カメラシステム
    • 「4K カメラ」ディープ・トウ(4KC) 最大運用水深4,000m
    • 「よこすか」ディープ・トウ(YKDT) 最大運用水深4,500m
    • (6KC) 最大運用水深6,000m
  • ソーナーシステム
    • 「4K ソーナー」ディープ・トウ(4KS) 最大運用水深4,000m
    • 「6K ソーナー」ディープ・トウ(6KS) 最大運用水深6,000m

搭載船

略歴

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディープ・トウ」の関連用語

ディープ・トウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディープ・トウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディープ・トウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS