H-IIロケット8号機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 14:12 UTC 版)
H-IIロケット8号機は、宇宙開発事業団(NASDA)が打上げたH-IIロケットのうち7番目に打ち上げた機体。 1999年11月15日に種子島宇宙センターから運輸多目的衛星1号(MTSAT-1)を搭載して打ち上げたが、1段目エンジンのLE-7が破損し推力を失ったため地上からの指令で破壊、残骸とペイロードは父島の北西約380kmの海中に落下した。打上げ順番の変更で、6号機→5号機→8号機→7号機の順番で打ち上げが予定されていたが、8号機の打ち上げ失敗により7号機はキャンセル、この8号機がH-IIの最終号機体となった。
- 1 H-IIロケット8号機とは
- 2 H-IIロケット8号機の概要
- 3 失敗の原因
- 4 失敗の影響
固有名詞の分類
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