テレビ受像機の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 00:58 UTC 版)
現在のテレビやコンピュータの表示は三原色(赤、緑、青)の輝度の混合で色を表している。例えば、明るい黄色は赤と緑の成分が同じだけ含まれ、青の成分を含まない。しかし、これは単なる近似であり、実際の黄色の灯りほど飽和することがない。このため、テキサス・インスツルメンツなどでは「ブリリアントカラー」と称する方式を提案している。これはRGBの他にシアン、マゼンタ、黄色の輝度情報も持つ方式である。三菱電機や三星などがこの方式を使ったテレビを開発している。各色チャンネルごとに8ビットとして、全体として48ビットの色深度となる。シャープはアクオスで「クアトロン」という技術を導入し、RGBに黄色の成分を加えて色域を拡大させている。(→RGBYを参照)
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