テレパスロボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:08 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (て)」の記事における「テレパスロボット」の解説
テレパスロボットは、「テレパスロボット」(藤子不二雄ランド14巻、小学館コロコロ文庫『ドラえもん ロボット編』に収録)に登場する。 重病人が身の周りの世話をさせるためのロボット。使用者が頭にアンテナをつけておくと、手を使わずとも、考えるだけで何でも用事をこなす。 ただし、使用者の希望しない余計なことを手伝ったり(トイレへ行きたくなると代わりに済ませようとする、無理にトイレの手伝いをしようとするなど)、ちょっとした思いつきでも動いてしまうなど、融通の利かない所がある。作中では、この道具を使用して自身の怠け癖を反省したのび太が「一度ひどい目にあった方がいい」と考えた所、ロボットを使ったいたずらで被害を受けた仕返しにのび太を殴ろうと待ち構えているジャイアンとスネ夫のいる方向へ、ロボットがのび太を押して行った。 これと似たタイプのシステムとして、大長編『のび太とブリキの迷宮』には、発明ロボットのナポギストラー博士が発明した、人間の思考を直接ロボットに伝達して人間の望んでいるように動かすイメージコントロール(通称イメコン)が登場する(登場人物曰く『これで人間は指一本動かさずに暮らせる』)。ただし、これは人間を道具に依存させ無力化してロボットが人間を支配するようにしようというナポギストラーの陰謀の一環であった。
※この「テレパスロボット」の解説は、「ドラえもんのひみつ道具 (て)」の解説の一部です。
「テレパスロボット」を含む「ドラえもんのひみつ道具 (て)」の記事については、「ドラえもんのひみつ道具 (て)」の概要を参照ください。
- テレパスロボットのページへのリンク