テラダブル

品種登録データベース

テラダブル【ﾃﾗﾀﾞﾌﾞﾙ】（草花類）

	登録番号	第4972号
	登録年月日	1996年 3月 18日
	農林水産植物の種類	ガーベラ
	登録品種の名称及びその読み	テラダブル 　よみ：ﾃﾗﾀﾞﾌﾞﾙ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	1997年 3月 19日
	品種登録者の名称	第一園芸株式会社、テラ　ニグラ社
	品種登録者の住所	東京都渋谷区渋谷一丁目１番４号、オランダ王国　１４２４　ＰＡ　デ　クワケル，イエペンラーン　４８
登録品種の育成をした者の氏名	Ｐ．Ｅ．ブーレージ
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「テラテラ」の枝変わりであり，花色は鮮ピンクで半八重の切花用の小輪花である。 　葉長，葉幅，葉面の凹凸及び葉の切れ込みの程度は中，葉先の角度は鋭角，葉縁の形は鈍鋸歯，葉色は緑，葉柄長はやや短である。花形は半八重，花容はⅡ型，花径は50～69mmである。舌状花の色は表面が鮮ピンク（JHS カラーチャート0404），裏面は淡ピンク（同0402），色の分布は均一，覆輪及び縞の有無は無，花盤の色は淡褐である。舌状花弁の形はⅡ型，表面のひだの程度は中，先端の角度は鈍，弁先の切れ込み数は２，舌状花弁の長さは30mm未満，幅は 5～ 9mm，舌状花数は40～69枚，内部総苞葉の形は垂直，総苞葉のアントシアニンの着色の有無は有，冠毛の色は黄である。花柄の長さは中，太さはやや細，強さは強，花柄断面の形は楕円，花柄の色は淡緑，基部のアントシアニンの着色の有無と程度は弱である。 「テラテラ」と比較して，葉縁の形が鈍鋸歯であること，舌状花表面の色が鮮ピンクであること，舌状花弁の形がⅡ型であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，1991年に出願者のテラ　ニグラ社の農場（オランダ王国）において，「テラテラ」の中から枝変わりを発見し，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。