テラタキザワ【テラタキザワ】(草花類)
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登録番号 | 第4266号 |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | テラタキザワ よみ:テラタキザワ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 1月 29日 | |
品種登録者の名称 | 滝沢久、滝沢秀樹 | |
品種登録者の住所 | 新潟県北魚沼郡堀之内町大字原459番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝沢久 滝沢秀樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の「エラブの光×小田切黄透し」にスカシユリ(系統不明)を交配し,胚培養によって育成されたものであり,花はやや大輪で花弁の基部が浅緑黄,地色が明黄となるスカシユリ型の中生種である。 草丈は75~99cm,茎の直径は5.0 ~9.9mm ,上部の色は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は5 ~9mm ,止葉下は40~59mmである。葉序は3/8 ,葉の全体の形は狭披針形,ねじれは無,葉長は12~15cm,葉幅は10~19mm,覆輪の有無は無である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは15度未満,花房の形状は散形花序,花の全体の形はスカシユリ型の一重である。花径は150 ~179mm ,内花被の長さは13~17cm,幅は50~59mm,外花被の長さは12~15cm,幅は40~49mmである。花弁の基部の色は浅緑黄(JHS カラーチャート 〓2904),地色及び縁部は明黄(同2505),中肋部は明黄(同2506),裏面は浅緑黄(同2904)である。内花被一枚の斑点数は1 ~9 ,外花被は0 ,内花被の形はⅦ型,外花被の形はⅠ型,内花被先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅨ型,外花被先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅧ型である。やくの色は褐,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは30~59mm,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは15~29°,花の香りは弱,開花期は中生である。 「モナ」と比較して,葉の全体の形が狭披針形であること,花房の形状が散形花序であること,外花被の形がⅠ型であること等で,「コネチカットキング」と比較して,葉の全体の形が狭披針形であること,花弁の基部の色が浅緑黄であること,花弁の地色が明黄であること,外花被の形がⅠ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に育成者のほ場(新潟県北魚沼郡堀之内町)において,出願者所有の「エラブの光×小田切黄透し」にスカシユリ(系統不明)を交配し,胚培養によって育成され,以後,平成2年まで特性の調査を継続し,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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