テクノロジー業界での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:19 UTC 版)
「ジェームズ・ウィリアムソン」の記事における「テクノロジー業界での活動」の解説
『ソルジャー』のレコーディングから離脱したウィリアムソンは、そのまま音楽業界からも立ち去った。ポモナ・カレッジに通い続けて1982年に電子工学の学位を取得し、シリコンバレーに向かった。 ウィリアムソンはCPUメーカーのAMDに就職し、そこで15年過ごした後の1997年にブルーレイの普及を構想していたソニー・エレクトロニクスにヘッドハンティングされ、技術標準化担当副社長として迎えられた。AMDにいた頃も、ソニーに移った後も、周囲はザ・ストゥージズのような音楽ジャンルには全く興味のない面々で、ウィリアムソンも自分からはバンド時代の経歴を語ることはなかったという。 「関係なかったからね。私はロックの世界で夢敗れた人間だ。もう執着はしていなかったし、終わったことだった。私の音楽人生は終わっていたのさ。」 ソニーではブルーレイをDVDの後継媒体にすべく活動し、国際的な技術標準化団体、米国電気電子学会(IEEE)のボードメンバーも務めた。 2015年にこの時の活動が評価され、新技術の標準化と広範な普及に貢献した人物に贈られる、ロナルド・H・ブラウン・スタンダード・リーダーシップ・アワードを受賞している。
※この「テクノロジー業界での活動」の解説は、「ジェームズ・ウィリアムソン」の解説の一部です。
「テクノロジー業界での活動」を含む「ジェームズ・ウィリアムソン」の記事については、「ジェームズ・ウィリアムソン」の概要を参照ください。
- テクノロジー業界での活動のページへのリンク