ツイン
英語で「対になったもの」の意味がある。ここでは、「ハイブリッドとガソリンのふたつのパワーユニット。そして、ふたつのシート」ということからとった。2003年1月発売の、タウンコミューターカー。
名前の由来どおり、市販軽自動車初のパラレルハイブリッドシステム搭載が最大のポイント。エンジンとトランスミッションの間に積んだ最高出力5kWの薄型モーターが、発進・加速・登坂などのときエンジンをアシストする。また、減速時には運動エネルギーを電気エネルギーに変換、バッテリーに回収する。基本エンジンはK6A型オールアルミDOHC・658cc・44ps。アルトなどに採用するもので、その進化型を搭載する。バッテリーは鉛電池を使用。12Vを16個直列に繋ぎ、しめて192V。
ボディサイズは、全長2735mm、全幅1475mm、全高1450mm、ホイールベース1800mmで国産軽4輪車最小。全幅、全高はアルトと同数値。回転半径わずか3.6m。10・15モード燃費もハイブリッド車(アイドリングストップ機構付き)の34km/Lは軽No.1。2シーターのリヤ部分にはスーツケースなどが置けるラケッジスペースがあり、さらに助手席シートバックを倒すとL字型の広いフラットな部分ができて、ゴルフバッグなども積める。ハイブリッド仕様の場合は、ラケッジスベース部分にバッテリーを積む。後方からの荷物の出し入れのため、ガラスハッチを採用する。ラインアップは、ガソリン車が5速MTのA仕様と3速ATのB仕様2タイプ。ハイブリッド車もAとBの2タイプがあり、Bにはエアコンやパワーステアリングなどが付く。ミッションは4速AT。価格はガソリンA:49万円、同B:84万円、ハイブリッドA:129万円、同B:139万円。2003年6月、75万円のガソリン車追加。3速AT仕様。
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