チェンソーアート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 22:26 UTC 版)
木をチェンソーで切ったり削ったりしてつくる彫刻、あるいはその制作過程を観客に見せるパフォーマンス。チェンソーカービング(彫刻)とも言う。チェーンソーアート用のガイドバーは先端が細い『カービングバー』が装着されており、突くような操作をしてもキックバックが発生しにくい設計になっている。その結果、細かい造形が出来る。通常のチェーンソーでもチェーンソーアートは可能であるが、上記の通りキックバックによる怪我のリスクは非常に高い。チェーンソーアートの団体によっては通常のチェーンソーのみを使った『クラシックス』という種目があるが、危険なため参加資格を厳格にしている。 チェーンソーアートでのチェーンソーの操作は一般的な林業の作業では禁止されていること(先端で突いたり、上側のブレードを使って仕上げるなど)が含まれる。また、前述のとおり一般林業で使う機材とは異なる。このため、習得するためには専門の知識と訓練が必要である。 城所ケイジがチェーンソーアーティストとして世界的に有名である。
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