ダイアローグシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 19:15 UTC 版)
「アナザー・マインド」の記事における「ダイアローグシステム」の解説
このゲームは基本的に、瞳と他の登場人物の会話によって進行する。これにはプレイヤーは一切介入できない。しかし、瞳とプレイヤーは精神を共有しているため、心の中で対話をすることが可能。この対話イベントが発生すると、画面上に表示されている脳の形をかたどった「ニューロリンクインジケーター」が緑色に点灯する。対話イベント中は、単純に用意された選択肢を選ぶのではなく、下記のプロセスに沿ってプレイヤー自らが文を作ることで、コミュニケーションを行うのである(これは説明のために創作した、作中には存在しない文である)。 述語を選ぶ選択肢「見る」「調べる」「使う」から「調べる」を選ぶ ここまでの文は「調べる」 述語の活用形を選ぶ選択肢「調べる」「調べろ」「調べるか?」「調べない」から「調べるか?」を選ぶ ここまでの文は「調べるか?」 主語を選ぶ選択肢「君は」「僕は」から「君は」を選ぶ ここまでの文は「君は 調べるか?」 修飾語を選ぶ選択肢「テレビを」「パソコンを」「電話機を」から「テレビを」を選ぶ 「君はテレビを調べるか?」という文が完成する このようにして作られた文に対して瞳が反応を返し、プレイヤーがさらに文を作ってそれに応じるというやりとりが対話の終了まで繰り返されることになる。ただし、ゲーム中では4つのプロセスのうちいくつかが省略されることが多い。また、状況によっては文の作成に制限時間が設けられることもある。
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