ターンアクティブタイムバトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 02:25 UTC 版)
「チョコボの不思議なダンジョン」の記事における「ターンアクティブタイムバトル」の解説
本作では、「不思議のダンジョン」などのローグライクゲームで一般的に採用されているターン制システムと、FFシリーズのリアルタイムで時間が経過するATB(アクティブタイムバトルシステム)という、一見相反する2つのシステムを組み合わせた独自のTATB(ターンアクティブタイムバトル)を採用している。ATBを組み込む事になった経緯は、当時のスクウェアの坂口博信より「絶対にATBを入れよう」という命令が来たため。 これは、移動時は1歩につき1ターンが経過するターン制だが、敵が近付くとお互いにATBバーが出現し、戦闘時のみリアルタイムでゲージを溜めて戦うシステムになっている。バーの伸びるスピードは常に一定だが、素早い攻撃はバーの長さが短く、強力な攻撃は長めに設定されている。また、魔法「スロウ」「疲労」などの効果を受けるとバーが長く、逆に「ヘイスト」時などは短くなる。ATBバーをリセットする効果を持った技を使う敵も存在する。物理攻撃の場合は赤色、魔法や特殊攻撃の場合は青色のバーが出現し、基本的に青色のバーの方が長く時間が掛かる。 ほとんどの敵はATBバーが満タンになるまで攻撃を行わず、チョコボが敵から離れて部屋を出ると、敵のATBバーが消えて蓄積がリセットされる。チョコボ自身のATBバーは、溜まっている途中でもボタンを押すことで攻撃が可能だが、バーが少ない状態で攻撃した場合は威力が低下し、空振りやすくなる。 このTATBシステムのため、敵に攻撃する→素早く距離を離してバーをリセット→また接近して攻撃、という本作独自の戦法を取ることが可能で、戦闘の難易度は低い。ただし、中には一度出現したバーのリセットが一切行われない強敵や部屋の外まで追いかけてくる敵もいる。
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