タコラのピアノ
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「やなせたかしメルヘン劇場」の記事における「タコラのピアノ」の解説
シナリオ - 山田由香 絵コンテ・演出 - 山本泰一郎 海の底に暮らすタコのタコラ。ある日、海の上から一台のグランドピアノが落ちて来るのを目撃する。初めて触れたピアノにすっかり夢中になったタコラは、いつしか地上の人間達をも虜にするピアノの才能を開花させるまでに至った。 「ピアノを奏でるタコ」の噂はたちまち町中に知れ渡り、タコラは世界を股にかける天才ピアニストに。しかし彼は、自分が舞台に立つ度に外見を観衆に笑われてしまう事を悩んでいた。 タコラ 声 - 宮田幸季 本名は「タコラ・タコラツク・タコリシチ」。海底の壺の中に住んでいるタコの男の子。海から落ちて来たピアノと出会った事でピアニストとしての資質を花開かせる。海水に漬けたサトイモが好物。サインは口から墨を吐いて行う。レパートリーは「ピアノソナタ第15番」「パリのアメリカ人」「小犬のワルツ」「トルコ行進曲」等。 指揮者 声 - 上田敏也 年老いた人間の指揮者。コンサートの最中にピアニストを怒らせたタコラを責めるが、タコラのピアノ演奏の才能を認める。 ピアニスト 声 - 河本邦弘 コンサートでピアノを弾いていたところ、タコラに腕前を馬鹿にされたため激怒し帰ってしまう。 レポーター 声 - 原島梢 医者 声 - 金光宣明 タコラからある手術の依頼を受ける。 子供 声 - 西優子 客 声 - 一色まゆ、寺谷美香、松井尚吾 タコラの演奏を聴きに来る聴衆達。初めは誰もがタコラの外見を嘲るが、演奏を聴くと途端に静まり返る。 ゲソイカーノ・スミノビッチ ある出来事をきっかけに消息を絶ったタコラに取って代わるかのように頭角を現した天才ギタリスト。
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