タウンボックス/ タウンボックス・ワイド
町(town)での軽快なイメージと、収納性のよさを示すboxから合成して命名した。軽乗用カテゴリーのセミキャブオーバー・ワゴンで、商用車ブラボーをベースにスクエアなボックスデザインをつくった。後席用の左右ドアがスライド式の5ドアボディ。1999年4月発売。
エンジンは2機種あり、ひとつは希薄燃費型の3気筒MVV。もうひとつは吸気3バルブ、排気2バルブの20バルブ直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボという高出力型(64ps)を積む。エンジンの搭載位置は前車軸よりも後方・ミッドシップに60度傾斜して置き、後輪を駆動した。2WDとパートタイムのイージーセレクト4WD方式があった。
2000年11月、一部改良。大きなところではフロントまわりのリファイン、内装ではリヤシートをセパレートタイプから6:4分割式ベンチシートに変更した。2002年1月には、ドライバーズシートの形状変更、助手席乗降グリップの採用など小変更。8月、全車、優-低排出ガス認定取得。
99年6月にタウンボックス・ワイドというクルマが出現した。軽のタウンボックスをベースとしてボディサイズを拡大、1.1Lエンジンを載せた5ナンバー車で、定員6名。後輪駆動の2WD車とイージーセレクト4WD車があった。こちらも2000年11月にフロントシートベルトプリテンショナーの標準装備、パーキングブレーキを中央部に移すなど機能・装備の充実をはかった。しかし、2001年9月、ワイドタイプの販売は終了した。
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