ソユーズ7K-L1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:37 UTC 版)
「ソユーズの一覧」の記事における「ソユーズ7K-L1」の解説
ソユーズ7K-L1 全長4.88 m 直径2.72 m 容量4 m3 乗員2人 運用期間1967年 - 1971年 主目的有人での月周回飛行 ソユーズ7K-OKをベースに、ソユーズL1計画(月周回飛行)のために、後述する7K-L3と平行して計画されていた機体。ソユーズではなくゾンドとして、ゾンド4・5・6・7・8号が生物を乗せて月を周回した他、数機が打ち上げに失敗している。 「ゾンド」とはロシア語で「無人計測器」の意味だが、ソユーズではなくこの名称で実験をしていたのは、アメリカ側に計画を悟られなくするためであったと思われる。 重量軽減のため、他のソユーズシリーズにある軌道船が省かれ、乗員も2人になっている。 1970年10月30日、ソ連政府からL1計画の中止が求められると同時に、7K-L1の役割も消えた。 en:Soyuz 7K-L1
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