ゼントラーディの誕生からプロトカルチャーの絶滅まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:05 UTC 版)
「ゼントラーディ」の記事における「ゼントラーディの誕生からプロトカルチャーの絶滅まで」の解説
『超時空要塞マクロス』時点の設定では、紀元前50万年代、銀河に一大星間国家を築き上げながらも、ゼントラーディ側と監察側に分裂して戦争を始めたプロトカルチャーが、戦闘用の兵器として巨人兵を作り上げ、叛乱を起こさないように知能を制限して文化を与えず男女を隔離し、攻撃対象を軍事施設等に限ったうえで、プロトカルチャーの非戦闘員への攻撃を禁じるプログラムを施し、戦争に投入するも、プロトカルチャーは激化する戦闘に巻き込まれ絶滅したとされる。 『超時空要塞マクロス』時点で公開された年表では、分裂戦争の開始がプロトカルチャー暦(P.C.)3000年で、P.C.25000年にプロトカルチャーが全滅したとされ、その詳細は記されていない。『マクロス7』以降に発表された年表ではプロトカルチャーの歴史が大幅に変更・追加され、P.C.2600年代にゼントラーディの量産が始まり、プロトカルチャーはゼントラーディの力を利用して宇宙移民を推し進め、星間共和国を樹立したとされる。P.C.2860年に星間共和国が分裂戦争を始め、P.C.2871年、ゼントラーディよりも高位の生体兵器「エビル・シリーズ」が「プロトデビルン」と呼ばれる生命体となり、プロトカルチャーやゼントラーディを洗脳し、のちに監察軍と呼ばれることになる勢力を築き上げ、侵略を開始する。これに対抗するために、プロトカルチャーへの手出しを禁じたゼントラーディへの基本命令が解除され、最終的にプロトデビルンは封印されるものの、星間共和国が崩壊したためにゼントラーディの再コントロールが不可能となり、P.C.25000年、プロトカルチャーは絶滅に至ったとされるようになる。 プロトカルチャー滅亡後、巨人たちは主を失ったまま50万年ものあいだ宇宙をさまよい、戦闘を続けることになる。
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