セルビア及びモンテネグロの国家/民族の関連性について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 04:40 UTC 版)
「ミロヴァン・ジラス」の記事における「セルビア及びモンテネグロの国家/民族の関連性について」の解説
ジラスは、セルビア民族主義者から「モンテネグロ民族独立の生みの親」と呼ばれている。 1945年5月1日、新聞『ボルバ』のインタビューで、ジラスは「モンテネグロ人はセルビア人に起源がある」と述べたが、しかし、徐々に時間をかけて独立した民族群や民族性へと発展していったと言う。ジラスは著作を通してモンテネグロ文学 (Montenegrin literature)や歴史学編纂に多大なる貢献をしている。晩年になる1980年代半ば、ジラスは自らを「セルビア人」と評した (ベオグラード生まれでハーバード大学院の社会学者である息子アレクサがそうであるように)。党を脱党後、ジラスは特に著書『Njegoš: Poet-Prince-Bishop』並びに『Rise and Fall』で独立したモンテネグロ民族や国家のアイデンティティの存在を否定した。
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