セクハラ訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:42 UTC 版)
2007年10月、以前所属していた原口次夫調教師からたびたび抱きつかれたり、調教師自ら全裸になった後に「おれはお前に全部を見せることができる。お前も包み隠さずに見せてみろ」などと言って、全裸になるように強要されたりといった悪質なハラスメント行為(セクハラ・パワハラ)を受けたとして、この調教師に損害賠償を求め名古屋地裁に提訴した。原口は自ら全裸になったのは認めつつも、これは性的な意味はなく説教のためであり、山本が弟子入りしてからの行動の積み重ねも原因であるとのコメントを行っている。原口は新人の山本に対し、実力馬に積極的に騎乗させるなど異例ともいえるバックアップをしてきたが、5月11日に「指示に従わない」(調教、レースを指示どおりに乗らない、遅刻が多過ぎる、全裸にならないなど)として山本との契約解除を発表していた。その後山本が所属した厩舎の川西毅調教師は「裸になって話すようなしきたりは名古屋にはない」とコメントしている。 しかし裁判がスタートする前の10月24日に「時間と労力を訴訟ではなく、馬に乗ることに使いたい」とコメントし、訴訟を取り下げることとなった。弁護士によれば本人はいまだセクハラを受けた気持ちではあるが、騒ぎが大きくなり過ぎたのも一因だという。
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