スモール・ディール(Small Deal)
ヘリックス種(Helix) 姉妹品にビッグ・デイールがある。当然「大きい」と「小さい」の違いと思ったが最初はそうではなかった。 最初はと言ったが最初の十数年はというのが正確で、ざっと15年ほどはまるで別々のものに見えていた。 スモールはカリフォルニア風に切れ込みがあり星型に近い葉で、ビッグは最初から丸葉が主体で、その後も丸葉が主体であり続けている。 スモールが突然丸葉を出し始めたのは古くなった親木をより大きな容器に植え替えた後のことだった。 ククル・シェルやクリオスと同様丸い葉もあれば角張った葉もある。それを見て、まるでビッグのようだとラベルを確かめたほどだった。 どちらが大きいかと言えば植え替えた後のスモールの方が確かに大きい。こうなってみるとビッグがスモールでスモールがビッグとややこしい。 私共がこれまで扱ってきた経緯から述べると両方とも枝はしっかりと硬く、丈夫さにも差はないが、バスケットなどに仕立てるとスモールの方が威風堂々として貫禄がある。 そろそろ名前を交換したほうが良いかもしれない。 (ビッグ・デイール、ククル・シェル参照) |
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