スノーパラダイス雪化粧【スノーパラダイスユキゲショウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8798号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | スノーパラダイス雪化粧 よみ:スノーパラダイスユキゲショウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 千原宣彦、千原鹿野 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市平野492番地、岡山県岡山市平野492番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 千原宣彦、千原鹿野 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「スプリングビューティー」と「チハラドリーム」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白色、リップは黄白の地色に明黄色のぼかし及び暗赤紫色の目が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は広線形、横断面の形は扁円形、高さは35~50㎝、長径は11~20mmである。葉の全体の形は線状長楕円形、先端の形は不等凹形、横断面の形はⅠ型(ほぼ平)、長さは91~120mm、幅は31~40mm、表面の色は緑、葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型、花序は総状、1花茎の花数は2、太さは4.1~5.0mm、長さは10㎜以下である。花の咲き方は抱え・平咲き、横径は81~100mm、縦径は61~80mm、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は小凹形、反転の方向は平、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は切形、反転の方向は平、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は切形、反転の方向は外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型、正面の形はⅥ型、先端の形はⅤ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2902)の単色、リップは黄白(同2902)の地色に明黄(同2506)のぼかし及び暗赤紫(同9510)の目が入る。花の香りは弱、開花期は春である。「セイギョク・クイン」と比較して、リップに暗赤紫の目が2個入ることで、「オベロン プリンセス」と比較して、花の横径が大きいこと、リップ先端の形がⅤ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和58年に出願者の農場(岡山県岡山市)において、「スプリングビューティー」に「チハラドリーム」を交配し、その実生の中から選抜、以後増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は、「スノー パラダイス 雪舞」であった。 |
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