ストリート時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/14 13:14 UTC 版)
「レイファー・アルストン」の記事における「ストリート時代」の解説
クイーンズで育った彼は、高校生の頃からストリートバスケの本場であるニューヨークのplayground(ストリート・コート)で活躍していた。実力や人気のあるストリートボール選手はニックネームで呼ばれることが多いが、彼のニックネームも、ストリートコートで見せる彼の驚異的なドリブル技術がまるでスキップするかのような変速的リズムで繰り出されるものであったことから、アメリカの有名な童謡の名をもじって名づけられたものである。 ニューヨークの超人気ストリートボーラーとなった彼が、"スキップ・トゥー・マイ・ルー"として世界に知られることとなったきっかけは、「AND1 Mixtape1」であった。これは、スキップの家族が彼のプレーをホームビデオに録画し、バスケットボール専門アパレルメーカーのAND1に送った映像が元になっている。AND1がその映像にヒップホップの楽曲を乗せて編集したところ、これが爆発的な人気を集めたのである。このAND1 Mixtapeは、現在の世界的なストリートバスケットボール人気の起爆剤となったものである(なお、Mixtape1~4は正規ルートでは現在入手不可能であるが、Mixtape5以降は日本でも入手できる)。 実は、ストリートで活躍した後にNBA選手となった者は多いのだが、そのほとんどの選手は高校や大学のリーグでもプレーし、そこで実績を挙げてNBA入りを果たしている。そのような、いわゆるエリート選手とは異なり、レイファー・アルストンはストリートで名声を得て、それを足がかりとして大学に進学し、NBA入りを果たした選手である。そのため、彼はストリート出身のNBA選手として人気を集めているのである。
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