スカイワース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 16:39 UTC 版)
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種類
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民間企業 |
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市場情報 | SEHK: 751(スカイワース・グループ) SZSE: 000810(スカイワース・デジタル) |
業種 | 電子機器 |
設立 | 1988年 |
創業者 | 黄宏生 |
本社 | ![]() 創維大廈及創維半導体大廈東座22-24階[1] |
製品 | 家庭用電気機械器具、ネットワークおよび通信製品 |
親会社 | 香港創維数碼控股有限公司 |
ウェブサイト | www |
スカイワース・グループ(中国語: 创维集团、英語: Skyworth Group)は、中華人民共和国広東省深圳市[1]に本社を置く総合家電メーカーグループである[2]。
日本では
歴史
1990年、テレビのリモコンの製造業に正式に参入した[4]。
1992年、カラーテレビやVCD、DVD、ホームシアター、衛星放送受信機を製造するため、スカイワース・グループを香港に設立した[4]。
1993年、創維集団与中国(深圳)彩電総公司および中国電子器件工業総公司との合弁会社として、深圳創維RGB電子有限公司を設立した[4]。
1995年、中国で最高の企業イメージとして「AAA」の栄誉を獲得した[4]。
1996年、宝安区にある創維電子城に3億元を投資し、生産を開始した[4]。
2000年、スカイワース・デジタル(創維数字)が香港証券取引所のメインボードに上場し、数10億香港ドルを調達した[4]。
2003年、本社を新築したスカイワースビル(創維大廈)に移転した[4]。
2006年、中国初の国家標準ハンドヘルドデジタルモバイルテレビが当社で誕生し、世界初の3G-USB LCDテレビと画面変更技術が当社で誕生した[4]。また、中国初の記録可能なテレビを開発した[4]。同年6月19日、ロゴを変更した[5]。
2009年、第26回ユニバーシアード組織委員会の執行局と契約を結び、同じく深圳市にある第26回ユニバーシアードのスポンサーとなった[4]。
日本での展開
2000年代初頭、釧路市に本社を置くマルセンクリーニングのグループ会社と業務提携し、札幌市に本社を置くスカイワースジャパンを設立。日本国内での販売を開始したが、事業不振により撤退した。
2019年11月6日、株式会社VR JapanがVRゴーグル「SKYWORTH S1」の国内正規販売代理店となり、同年12月20日より販売を開始。当初、このVRゴーグルは中国国内でのみ販売されていたが、「SKYWORTH S1」は同社のグローバル戦略の一環として、日本市場へのVR事業の初進出となった[2]。
2025年2月21日、OPPOブランドのスマートフォンなどを展開するオウガ・ジャパンが販売代理店となり、『SKYWORTH Japan』ブランドでテレビ事業に参入。チューナーレススマートテレビ「Smart TVシリーズ」3製品をKDDIが独占販売し、2月21日(金)より順次発売された[6]。また、これに伴いSKYWORTHの日本公式サイトが開設され、製品情報の提供やサポート対応が開始された[7]。
主な製品
脚注
- ^ a b “联系我们”. 創維集団. 2021年9月15日閲覧。
- ^ a b “8K VR映像をそのまま再生、日本初上陸の一体型VRゴーグル「SKYWORTH S1」”. VR Japan (2019年11月6日). 2021年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ “创维集团_明星公司”. 财经纵横. 新浪 (2004年5月13日). 2004年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “回顾中国家电企业:创维走过的24年历史”. hc360慧聪网 (2012年9月20日). 2015年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ “创维集团启用新标识 品牌发展步入新时期”. 捜狐财经. 搜狐 (2006年6月20日). 2021年9月15日閲覧。
- ^ ASCII. “日本もチューナーレスTV本格化か au、世界7位「SKYWORTH」の製品を販売”. ASCII.jp. 2025年2月21日閲覧。
- ^ “スカイワース:SKYWORTH公式サイト”. www.skyworth.jp. 2025年2月21日閲覧。
外部リンク
- スカイワースのページへのリンク