ジープ・グラディエーターとは？わかりやすく解説

ジープグラディエーター（2代目）; JT型
	フロント
	リア
	インテリア
概要
製造国	アメリカ合衆国
販売期間	2018年 -
ボディ
乗車定員	5名
ボディタイプ	4ドアピックアップトラック
エンジン位置	フロント
駆動方式	四輪駆動
パワートレイン
エンジン	ガソリン：; 3,604 cc V型6気筒DOHC; ディーゼル：; 3.0L V型6気筒
最高出力	ガソリン：; 209 kW (284 PS) / 6,400 rpm
最大トルク	ガソリン：; 353 N・m / 4,400 rpm
変速機	8速AT; 6速MT(2018 - 2024)
車両寸法
ホイールベース	3,487 mm
全長	5,539 mm
全幅	1,875 mm
全高	1,882 mm
車両重量	2,301 kg
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ジープ・グラディエーター（Jeep Gladiator）は、ジープブランドのピックアップトラックである。

初代 (1962年 - 1988年) SJ

初代は1962年（1963モデルイヤー）から1988年まで生産・販売されたフルサイズピックアップトラックである。ジープ・ワゴニア（SJ）（英語版）のプラットフォームをベースに開発された。

1971年から1973年はグラディエーターの名が外されて「ジープ・ピックアップ」となり、1974年から販売終了までは「ジープ・Jシリーズ」と呼ばれた。

また、旧式化していたアメリカ軍のダッジ・M38（英語版）の取り替え用として、1967年から1969年までM715（英語版）として調達され、ベトナム戦争へと送られた。しかし、直6 OHCエンジンの過大なオイル消費、信頼性、耐久性などに難があり、短期間で、グラディエーターと同じく民生用をベースとしたダッジ・M880/M890に置き換えられている。

1981年にはワゴニア由来の車体をやめ、CJシリーズに共通するボンネットとキャブを載せたCJ-10（英語版）が登場し、1988年まで生産されている。

フェイスリフト前の'64年型グラディエーター
同リア
2度目のフェイスリフト後の'83年型J10 ピックアップトラック

M715
最大積載量の多いモデルはJ20 ホンチョとなった
CJ-10

2代目 (2018年 - ) JT

2018年11月28日、FCAはグラディエーターを発表した^[4]。4代目ジープ・ラングラー（JL）のプラットフォームをベースに開発された。エンジンは最高出力285 PSの3.6リッターV6ガソリンエンジンが搭載され、遅れて最高出力260 PSの3リッターV6ディーゼルエンジンが追加される予定となっている。

2021年9月に、ステランティスの日本法人の一つであるFCAジャパン（現：Stellantisジャパン）が2021年冬に日本での発売予定を発表し^[5]、2021年11月30日から日本での受注を開始した^[6]。日本では「ルビコン」仕様のみの設定となる。

脚注

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 森本太郎編『世界の自動車オールアルバム』 2020年、三栄書房、2020年8月8日、203頁。ISBN 978-4-7796-4170-1。
^ ^a ^b 「ジープグラディエーター、26年ぶりのピックアップトラック…ロサンゼルスモーターショー2018」『Response.』株式会社イード、2018年11月29日。2025年7月10日閲覧。
^ 「ジープ『グラディエーター』がMT廃止、新型は8速AT標準に」『Response.』株式会社イード、2024年9月20日。2025年7月10日閲覧。
^ “【LAショー2018】ジープのピックアップトラック「グラディエーター」登場”. webCG (2018年11月29日). 2019年6月24日閲覧。
^ 「Jeep® 初のピックアップトラック「グラディエーター」今冬国内発表」（プレスリリース）、FCAジャパン株式会社、2021年9月15日。2021年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
^ 「Jeep® の血統を受け継ぐピップアップトラック「Gladiator（グラディエーター）」初登場」（プレスリリース）、FCAジャパン株式会社、2021年11月30日。2021年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。

外部リンク

グラディエーター - Jeep Japan 公式サイト
Jeep Gradiator - Jeep.com （英語）

[2020album-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 森本太郎編『世界の自動車オールアルバム』 2020年、三栄書房、2020年8月8日、203頁。ISBN 978-4-7796-4170-1。

[response181129-2] 「ジープグラディエーター、26年ぶりのピックアップトラック…ロサンゼルスモーターショー2018」『Response.』株式会社イード、2018年11月29日。2025年7月10日閲覧。

[3] 「ジープ『グラディエーター』がMT廃止、新型は8速AT標準に」『Response.』株式会社イード、2024年9月20日。2025年7月10日閲覧。

[4] “【LAショー2018】ジープのピックアップトラック「グラディエーター」登場”. webCG (2018年11月29日). 2019年6月24日閲覧。

[5] 「Jeep® 初のピックアップトラック「グラディエーター」今冬国内発表」（プレスリリース）、FCAジャパン株式会社、2021年9月15日。2021年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。

[6] 「Jeep® の血統を受け継ぐピップアップトラック「Gladiator（グラディエーター）」初登場」（プレスリリース）、FCAジャパン株式会社、2021年11月30日。2021年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。

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表話編歴（← 1980年代以前）クライスラーグループ車種年表日本市場 1990年以降
種類	1990年代										2000年代										2010年代
種類	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4
コンパクトカー							ネオン			ネオン		PTクルーザー											イプシロン
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バン								グランドボイジャー				グランドボイジャー							グランドボイジャー
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	ルバロン・コンバーチブル														クロスファイア・ロードスター
								バイパー
SUV																		キャリバー/パトリオット
																							コンパス
																				JC
	ラングラー							ラングラー/ラングラー　アンリミテッド										ラングラー/ラングラー　アンリミテッド
	チェロキー												チェロキー						ナイトロ/チェロキー						チェロキー
				グランドチェロキー						グランドチェロキー						グランドチェロキー						グランドチェロキー
																	コマンダー
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