ジロ、ツールの新人賞獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 04:51 UTC 版)
「アンディ・シュレク」の記事における「ジロ、ツールの新人賞獲得」の解説
プロとしてはルーキーイヤーとなった2005年、ルクセンブルク国内選手権・エリート個人タイムトライアルを制覇。2007年のジロ・デ・イタリアでは終盤に追い上げを見せ、総合優勝のダニーロ・ディルーカに1分55秒及ばなかったものの、総合2位と健闘。同レースの新人賞を獲得した。この他、同年のジロ・ディ・ロンバルディアで4位に入り、UCIプロツアーの総合ランキングでは、兄のフランク(17位)を上回る15位に入った。 2008年のツール・ド・フランスでは、終盤に入って総合優勝圏内にいた兄・フランクや、総合優勝を果たすことになるカルロス・サストレのアシストに回る形となり、とりわけアルプス越えステージにおいて、集団を牽引する力強い走りを披露。カデル・エヴァンスやベルンハルト・コールらに追撃する機会を与えなかった。また自身も第16ステージ終了時点でマイヨ・ブランを手中にし、最後までロマン・クロイツィガーと競り合うことになった。第20ステージの個人タイムトライアルでは、中間ラップではクロイツィガーに大きく遅れを取り、首位転落の危機となったが、終盤盛り返してクロイツィガーに41秒しか縮めさせず、前年のジロに続き、ツールでも新人賞獲得を果たした。総合は12位。その後、北京オリンピック・個人ロードレースにおいて4位に入った。
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