ジラフ4A
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:31 UTC 版)
「GIRAFFE (レーダー)」の記事における「ジラフ4A」の解説
アンテナをアクティブ・フェーズドアレイ(AESA)化するとともに、周波数をSバンドに変更したのがジラフ4Aである。アンテナの送受信モジュールは窒化ガリウム(GaN)半導体素子を使用しており、仰角70度までカバーできる。対空捜索モードでは探知可能距離280キロメートル、1,000目標に対処可能である。また対砲兵レーダーとしても使用可能であり、その場合は探知距離は100キロメートルとなる。 艦載型では、従来と同様に1面のアンテナを回転させる型(毎分60回転)のほか、4面固定式のFF型も開発されている。 また、大型化して探知可能距離を470キロメートルに延伸したジラフ8Aもラインナップされている。こちらは対砲兵モードは持たない一方、電子戦支援(ES)機能を備えているという特徴がある。
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