ジョン・コニントン
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「氷と炎の歌の登場人物」の記事における「ジョン・コニントン」の解説
Jon Connington 視点人物であるジョン・コニントン公はかつてのバラシオン家の旗主で〈グリフィンの寝ぐら城〉(グリフィンズ・ルースト)城主であり、レイガー・ターガリエンの親友であった。物語の15年前、エイリス・ターガリエン二世は、前任者が〈ロバートの反乱〉を鎮圧できなかったため、ジョンを〈王の手〉とした。だが、〈鐘の戦い〉では、エダード・スタークとホスター・タリーの援軍が到着する前に、ストーニーセプトでロバート・バラシオンを捕えることも殺すこともできず、王はジョンの領地と称号を剥奪し追放した。ジョンは狭い海の向こう側に渡り、傭兵軍団である〈黄金兵団〉に加わり、給与を盗んだ罪でそこから追放され、一年後には酔い潰れて死んだとされていた。だが、実はジョンの不始末も死もヴァリスによる偽装であったことが明らかになる。レイガーの息子エイゴンも同様に死んだと思われていたが、実はキングズランディングから連れ出され、ジョンが密かに養育してきた。ジョンはグリフと名乗り、エイゴンはその息子〈若きグリフ〉であると偽る。いずれはウェスタロスを征服し、エイゴンを七王国の王とするつもりである。 デナーリス・ターガリエンの軍勢に加わるため、ヴォランティスに旅をする。旅の途中、ジョンは緩やかに体を固化させ死に至らしめる〈灰鱗病〉に冒される。だがこれを隠し、死ぬ前にエイゴンを王位につけたいと願う。デナーリスがすぐにはウェスタロスを征服する意図がないことがわかり、そのもとに参ずることを止めた〈黄金兵団〉の忠誠を得る。ジョンとエイゴンは内戦のさなかにあるウェスタロスを攻撃することにする。その軍はストームランドに上陸し、〈グリフィンの寝ぐら城〉を含むいくつかの城を奪取する。エイゴンは次にストームズエンド城を攻撃しようと計画する。HBOドラマシリーズには登場しない。
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