ジュエルズIIとは? わかりやすく解説

ジュエルズII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/12 09:10 UTC 版)

『ジュエルズII
〜ヴェリー・ベスト・オブ・クイーン〜』
クイーンベスト・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
時間
レーベル 東芝EMI (CD盤)
USMジャパン (SHM-CD盤)
チャート最高順位
  • 週間9位(オリコン / CD盤)
  • 週間60位(オリコン / SHM-CD盤)[1]
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会 / CD盤)
  • クイーン アルバム 年表
    オン・ファイアー/クイーン1982
    (2004年
    ジュエルズII
    〜ヴェリー・ベスト・オブ・クイーン〜

    2005年
    伝説の証/クイーン1981
    2007年
    テンプレートを表示

    ジュエルズII』 (Jewels II) は、クイーン日本独自のベストアルバム。前年発売のベストアルバム『ジュエルズ』の続編である[2]

    解説

    本作は、前作『ジュエルズ』の成功により第2弾のベスト・アルバムとして企画され、前作からほぼ1年後に発売された。前作は日本でよく知られた曲を中心に選曲されたベスト・アルバムだったが、本作は前作に入りきらなかった楽曲を集めたアルバム、という位置づけになっており、ハードロック調の曲が多く収録されているのが特徴である。

    また本作には「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のイントロが挿入された「タイ・ユア・マザー・ダウン」、イントロの一音から完璧に聴くことができる「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」、このアルバムのためにブライアン・メイがミックスし直した「手をとりあって」など、マニアにもアピールする曲も含まれているほか、CD EXTRAで「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「シアー・ハート・アタック」のライブ映像が収録されている。

    なお、前作がCCCDであったことが一部のファンから非難を浴び、またブライアン自身もCCCDには批判的であったことから、本作は通常CD仕様となっている。セールス面では前作の大ヒットには及ばなかったものの、オリコンチャートのトップテンに入りゴールド・ディスクに輝いた。なお、プロモ集DVDは発売されていない。

    2013年にはSHM-CD仕様(UICY-15270)で再発売されているが、「タイ・ユア・マザー・ダウン」がオリジナルパージョン、「ブレイク・フリー (自由への旅立ち)」がシングルバージョン、「手をとりあって (ハイ・ディフィニション・ミックス 2005)」がアルバム『華麗なるレース』の2011年再発盤のボーナスEPに収録されている、アウトロが大幅にカットされたバージョンにそれぞれ差し替えられている[3]

    発売日

    収録曲

    CD(2005年)
    # タイトル 作詞・作曲 時間
    1. タイ・ユア・マザー・ダウン(Tie Your Mother Down (Air Guitar Edit)) ブライアン・メイ
    2. ハマー・トゥ・フォール(Hammer to Fall (Single Version)) ブライアン・メイ
    3. バイシクル・レース(Bicycle Race) フレディ・マーキュリー
    4. ブレイク・フリー (自由への旅立ち)(I Want to Break Free (Single Version)) ジョン・ディーコン
    5. 懐かしのラヴァー・ボーイ(Good Old-Fashioned Lover Boy) フレディ・マーキュリー
    6. セイヴ・ミー(Save Me) ブライアン・メイ
    7. ONE VISION -ひとつだけの世界-(One Vision (Single Version)) クイーン
    8. アイ・ウォント・イット・オール(I Want It All (Single Version)) クイーン
    9. ラヴ・オブ・マイ・ライフ(Love of My Life) フレディ・マーキュリー
    10. '39('39) ブライアン・メイ
    11. メイド・イン・ヘヴン(Made in Heaven) フレディ・マーキュリー
    12. 輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye) フレディ・マーキュリー
    13. ナウ・アイム・ヒア(Now I'm Here) ブライアン・メイ
    14. 炎のロックンロール(Keep Yourself Alive) ブライアン・メイ
    15. 輝ける日々(These Are the Days of Our Lives) クイーン
    16. 手をとりあって (ハイ・ディフィニション・ミックス 2005)」(Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (High Definition Mix 2005)) ブライアン・メイ
    合計時間:
    SHM-CD (2013年)
    # タイトル 作詞・作曲 時間
    1. 「タイ・ユア・マザー・ダウン」(Tie Your Mother Down) ブライアン・メイ
    2. 「ハマー・トゥ・フォール」(Hammer to Fall (Single Version)) ブライアン・メイ
    3. 「バイシクル・レース」(Bicycle Race) フレディ・マーキュリー
    4. 「ブレイク・フリー (自由への旅立ち)」(I Want to Break Free) ジョン・ディーコン
    5. 「懐かしのラヴァー・ボーイ」(Good Old-Fashioned Lover Boy) フレディ・マーキュリー
    6. 「セイヴ・ミー」(Save Me) ブライアン・メイ
    7. 「ONE VISION -ひとつだけの世界-」(One Vision (Single Version)) クイーン
    8. 「アイ・ウォント・イット・オール」(I Want It All (Single Version)) クイーン
    9. 「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」(Love of My Life) フレディ・マーキュリー
    10. 「'39」('39) ブライアン・メイ
    11. 「メイド・イン・ヘヴン」(Made in Heaven) フレディ・マーキュリー
    12. 「輝ける7つの海」(Seven Seas of Rhye) フレディ・マーキュリー
    13. 「ナウ・アイム・ヒア」(Now I'm Here) ブライアン・メイ
    14. 「炎のロックンロール」(Keep Yourself Alive) ブライアン・メイ
    15. 「輝ける日々」(These Are the Days of Our Lives) クイーン
    16. 「手をとりあって (ハイ・ディフィニション・ミックス 2005)」(Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (High Definition Mix 2005)) ブライアン・メイ
    合計時間:

    CD EXTRA / DVD『オン・ファイアー/クイーン1982』より

    CD (2005年)
    # タイトル 作詞・作曲
    1. ウィ・ウィル・ロック・ユー (ファスト)」(We Will Rock You (Fast) (Live)) ブライアン・メイ
    2. シアー・ハート・アタック(Sheer Heart Attack (Live)) ロジャー・テイラー

    脚注

    外部リンク





    固有名詞の分類


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