ジャンプブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 01:27 UTC 版)
落下傘部隊の隊員が使用するブーツ。一般の歩兵用ブーツに比べて軽量に作られ、着地の際に足を保護するために丈が長くなっている。
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ジャンプブーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
「軍服 (第二次世界大戦の米陸軍)」の記事における「ジャンプブーツ」の解説
ジャンプブーツ(英語版)は空挺部隊に支給される茶革の編み上げブーツである。丈夫なトウキャップと頑丈な靴底によって着地の衝撃に対して足を守るためのものである。 底はヒール部とソール部に分かれたツーピースでハトメは12個あった(サイズによって11個や13個の物もある)。パラシュートに引っかからないようブーツはプレーンでフックなどを使用していなかった。 1941年に最初に製造したメーカーの名前を取って「コーコラン」というあだ名で呼ばれていた。 このブーツはアメリカ全軍の憧れであり、空挺部隊員たちもこのブーツを誇りとして見せびらかしたがった。そのため平常服を着る場合にもジャンプブーツをズボンの裾をたくし込んで着用してもよいという軍の許可は隊員たちにとって嬉しい特権だった(外部に見えやすいので)。 しかしその分管理は厳しいものであり、外出前検査でブーツに検査官の顔が映っていなければ不合格となり、外出禁止処分にされかねなかったので、空挺部隊員たちはブーツ磨きに数時間を費やした。 ジャンプブーツを履く第82空挺師団の降下兵を模したマネキン(2015年フランス。戦勝70周年記念の展示)
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