ジャイアントロベリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 01:23 UTC 版)
「ミゾカクシ属」の記事における「ジャイアントロベリア」の解説
アフリカには大型化する本属の草本が複数種見られ、英語で俗にジャイアントロベリア(giant lobelia)と呼ばれる。その例は以下の通りである。 Lobelia aberdarica R.E.Fr. & T.C.E.Fr. (en) - ウガンダ・ケニア国境上に存在するエルゴン山やケニアの高地、標高1800-3300メートル地帯に生育する。 Lobelia bambuseti R.E.Fr. & T.C.E.Fr. ロベリア・バンブセティ(スウェーデン語版) - ケニアのケニア山やアバーデア山地(英語版)(英: Aberdares)の標高2700-3240メートル地帯に生育する。 Lobelia bequaertii De Wild. (sv) (シノニム: L. deckenii subsp. bequaertii (De Wild.) Mabb.)- ウガンダのルウェンゾリ山地に生育する。 Lobelia deckenii (Asch.) Hemsl. ロベリア・デケニー(英語版) - タンザニアのキリマンジャロに生育する。 Lobelia giberroa Hemsl. ロベリア・ギベロア(スウェーデン語版) - 紅海からマラウイにかけての標高1500-3000メートル地帯で見られる。ケニアのキクユ語では mũhehe と呼ばれる。 Lobelia gregoriana Baker f. (sv) (シノニム: L. deckenii subsp. keniensis Mabb.、L. keniensis R.E.Fr. & T.C.E.Fr. (en) ) - ケニア山に生育する。この草本が生育する環境は氷点下となることもあるが、数百枚の苞葉が積み重なって塔状となり、奥の子房を守る。 Lobelia lukwangulensis Engl. (sv) - タンザニアのウルグル山地の標高1900-2450メートル地帯に生育する。 Lobelia mildbraedii Engl. (sv) - ウガンダ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)、タンザニア、マラウイ、ルワンダの標高2000-3000メートル地帯に生育する。 Lobelia morogoroensis E.B.Knox & Pócs (sv) Lobelia rhynchopetalum Hemsl. (en) - エチオピアのシミエン山地(英語版)(関連項目: シミエン国立公園)に生育しており、ジャイアントロベリアの中では最も高く生長する種で、茎は木の幹のようになるが、あくまでも草である。 Lobelia stricklandiae Gilliland (sv) - 中央アフリカ南部の標高約1500メートル地帯に生育する。 Lobelia stuhlmannii Schweinf. ex Stuhlmann (sv) (シノニム: L. lanuriensis De Wild.)- ウガンダ西部、コンゴ民主共和国、ルワンダの標高2900-3900メートル地帯に生育する。 Lobelia telekii Schweinf. ロベリア・テレキイ(英語版) - エルゴン山、ケニア山、アバーデア山地の標高2950-4550メートル地帯に生育する。 Lobelia wollastonii Baker f. (sv) - ウガンダ・コンゴ民主共和国国境のルウェンゾリ山地やウガンダ・コンゴ民主共和国・ルワンダ国境のヴィルンガ山地、標高3350-4250メートル地帯に生育する。 Lobelia xongorolana E.Wimm. (sv) - アンゴラの標高1500-1800メートル地帯に生育する。
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