ジシクロペンタジエン
分子式: | C10H12 |
慣用名: | ジシクロペンタジエン、Dicyclopentadiene、Tricyclo[5.2.1.02,6]deca-4,8-diene、3a,4,7,7a-Tetrahydro-4,7-methano-1H-indene、DCPD、4,7-Methano-3a,4,7,7a-tetrahydro-1H-indene、Tricyclo[5.2.1.02,6]decane-3,8-diene |
体系名: | トリシクロ[5.2.1.02,6]デカ-3,8-ジエン、3a,4,7,7a-テトラヒドロ-4,7-メタノ-1H-インデン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカ-4,8-ジエン、4,7-メタノ-3a,4,7,7a-テトラヒドロ-1H-インデン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン-3,8-ジエン |
ジシクロペンタジエン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 23:52 UTC 版)
ジシクロペンタジエン(dicyclopentadiene、略称: DCPD)は、化学式C10H12で表される有機化合物である。室温では、樟脳様芳香を有する白色結晶性固体である。エネルギー密度は10,975 Wh/L。ジシクロペンタジエンはナフサおよび重油の水蒸気分解によるエチレンの生産時に大量に共生産される。主な用途はレジン、特に不飽和ポリエステルレジンである。また、インクや接着剤、塗料にも使用される。高エネルギー燃料の一種でもある。独特の臭気を有する。常温で固体[2]。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する[3]。
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