シャルルロワ・プレメトロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 10:19 UTC 版)
「LRV (ヴィシナル)」の記事における「シャルルロワ・プレメトロ」の解説
シャルルロワ市内に残存していた路面電車網には、試作車を含めた両運転台車が55両(6100 - 6154)導入されたが、当時のシャルルロワでは路面電車網の路線バスへの置き換えが進み車両数が過剰であった事からヴィシナル時代に営業運転に使用されていたのは29両に過ぎず、半数近くの車両は部品を外され屋外に留置されていた。その後、1991年に運営権がワロン地域交通公社(オランダ語版、ワロン語版)に移管されて以降はプレメトロ網の延伸によりこれらの留置車両の復旧作業が進められた。また、ヴィシナル時代の車両番号は6100番台であったが、ワロン地域交通公社への移管後は塗装変更に合わせて7400番台に改められた。 2020年現在もシャルルロワ・プレメトロ唯一の営業用車両として51両が在籍しており、2017年以降は45両に対してアルストムによる延命を兼ねた近代化工事が進められている。ただしベルギー沿岸軌道と異なり、車体形状の変更や中間車体の増結などの大幅な改造は行われていない。 ヴィシナル時代の塗装(1984年撮影) ワロン地域交通公社の塗装(2016年撮影) 車庫に並ぶ車両(2016年撮影) 新路線開業を記念したラッピング車両(2012年撮影) 車内(ヴィシナル、1981年撮影) 車内(ワロン地域交通公社、2012年撮影)
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