シャシーおよびサスペンション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/20 16:02 UTC 版)
「ザクスピード・861」の記事における「シャシーおよびサスペンション」の解説
シャシーはカーボンファイバーとケブラーのハニカムコンポジット複合構造モノコックを有し、燃料タンクは1986年の規定に従って195リッターまで小型化された。また、リアウィングも気流を整えるため小型化された。車重軽減の努力にも関わらず、575kgに及んだ車重はまだ重すぎた。カラーリングは赤と白のウエストカラーで、スポンサーロゴが書き込まれた。 サスペンションはダブルウィッシュボーン式で、プルロッドによってスプリングとダンパーが動作した。ブレーキはシーズン当初は従来の鋳鉄製であったが、モナコから実験的にカーボンブレーキを使用し、ドイツから本格的に採用した。タイヤは前年に引き続いてグッドイヤーを使用した。 841に比べると大幅な改良が施されたが、そのコンセプトは時代遅れであった。テクニカル・ディレクターのヘルムート・バースは「それは大きすぎて、空気抵抗も多かった」と語った。
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