シネイド・オコナー事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:52 UTC 版)
「サタデー・ナイト・ライブ」の記事における「シネイド・オコナー事件」の解説
1992年10月3日にシネイド・オコナーが音楽ゲストとして出演した際、彼女はボブ・マーリーの"War"をアカペラで披露したが、意図的に"racism(人種差別)"という歌詞を"child abuse(小児虐待)"に変えて歌った。これは、カトリック教会の性的虐待事件に対する抗議であった。そして、歌詞の "evil (悪人)"という箇所を歌う時に法王ヨハネパウロ2世の写真をカメラに向けて破り、"Fight the real enemy(真の敵と戦え)"と言いながらカメラに投げつけた。SNL側はこの行為を事前に知らされていなかった。 2010年現在もNBCは、再放送時にこの箇所をリハーサル時の映像に差し替えて放送している。このリハーサル修正版の映像は再放送(60分バージョン)で見ることができるが、オリジナルバージョンは "SNL DVD special Saturday Night Live- 25 Years of Music" にてローン・マイケルズの解説付きで見ることが可能である。
※この「シネイド・オコナー事件」の解説は、「サタデー・ナイト・ライブ」の解説の一部です。
「シネイド・オコナー事件」を含む「サタデー・ナイト・ライブ」の記事については、「サタデー・ナイト・ライブ」の概要を参照ください。
- シネイド・オコナー事件のページへのリンク