シネココッカス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:03 UTC 版)
淡水では古くから知られていた Synechococcus であるが、海洋での存在が報告されたのは1979年である。Synechococcus は球状で単細胞の藍藻(シアノバクテリア)であり、細胞径は1 μm程度。蛍光顕微鏡下では青色光の励起により橙色の粒子として観察されるが、これは細胞が持つフィコエリスリンによるものである。極域を除く沿岸から外洋までの有光層に広く分布し、細胞密度は1 mlあたり10,000細胞程度である。
※この「シネココッカス」の解説は、「ピコプランクトン」の解説の一部です。
「シネココッカス」を含む「ピコプランクトン」の記事については、「ピコプランクトン」の概要を参照ください。
- シネココッカスのページへのリンク