シケイダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 16:03 UTC 版)
機体諸元シケイダ(WAP-01 Cicada)メーカーシュネッケ(E.C.ドイツ)ディアブルアビオニクス(U.S.N.)センダー(E.C.イギリス)ジェイドメタル(O.C.U.オーストラリア) 固定武装なし 携帯火器MULS規格適応品 主要搭乗者ツェルベルスガード アフリカ紛争末期に実戦投入されたWAWだが、性格は後のWAPに近く史上初のWAPと呼称される。完成自体はMULS規格発表と同時の2029年であり、同時にU.S.N.に97機、E.C.ドイツに15機実戦配備されている。 シュネッケ社のボディパーツ、ディアブルアビオニクス社のアームパーツ、センダー社のレッグパーツ、ジェイドメタル社のCOMパーツと各社が得意とする部門での共同開発体制が取られ、後の時代では見られることの無い多国籍開発兵器が完成することになる。これを皮切りにWAWの兵器化は進み、「MULS」規格を戦闘仕様に共通化した新規格「MULS-P」規格が誕生。後のWAPの歴史へと繋がる。 当のシケイダは脚部を担当したセンダー社がWAP化を進め、第2次ハフマン紛争期に後継機を生み出している。外観的にはバケツのような円筒状頭部が特徴。 シケイダ改(WAP-01R CicadaR) アフリカ紛争時、大量に出回った密造WAP。俗に言う黒シケイダである。正規品をも上回る性能を有し、しかも安価であった。 アフリカ紛争の後、シケイダの全権利はセンダー社が勝ち取った。
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