サーモン‐ピンクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > 顔料 > サーモン‐ピンクの意味・解説 

サーモン‐ピンク【salmon pink】

読み方:さーもんぴんく

(さけ)の肉の色のような赤みがかったピンク。「—のセーター

サーモン‐ピンクの画像
#f3a68c/R:243 G:166 B:140/C:0 M:40 Y:40 K:0
「サーモン‐ピンク」に似た言葉

サーモンピンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 16:15 UTC 版)

サーモンピンク
Salmon pink
 
16進表記 #ff9e8c
RGB (255, 158, 140)
CMYK (0, 38, 45, 0)
HSV (9°, 45%, 100%)
マンセル値 8R 7.5/7.5
表示されている色は一例です
サーモンのサラダ

サーモンピンク (salmon pink) はサケ(鮭)の身の色に由来する、またはその色の顔料

オレンジ系ピンクの代表的な色。焼いたサケの身のようなやや橙色がかったピンクをさす。

このような色もある。




乾鮭色(からさけいろ)と言うと、このような色を指す。 鮭色を煤けてくすんだような色で鮭を干して乾燥させた身の色のこと。


どんな色か理解するにはサーモンだけで事足りるのに、わざわざ色名にピンクがつくことに関してはアメリカのニューヨークで1930年にMcGraw-Hillより発行された色彩事典『A Dictionary of Color』の編集者Maerz and Paulによると『気まぐれな現代的飾り』らしい。

どちらかというと古い色名で1776年頃から使われている。世界的に見ても魚の肉色から由来する色名というのは珍しい。

顔料

顔料のサーモンピンクはセラミック顔料の1つで、ジルコン (ZrSiO4) にが固溶したもの。粉末の状態・釉薬に加えて焼成した場合のいずれもサーモンピンク色をしていることから、この名前が付けられた。Colour Index Generic NameはPigment Red 232である[1]

ジルコニア (ZrO2)、二酸化ケイ素 (SiO2) に硫酸鉄 (FeSO4)、酸化鉄 (Fe2O3)、水酸化鉄 (Fe(OH)3) を配合し、さらに鉱化剤としてフッ化ナトリウム (NaF)、塩化ナトリウム (NaCl)、硝酸ナトリウム (NaNO3) 或いは硝酸アンモニウム (NH4NO3) を添加し900℃で焼成、粉砕後熱湯で鉱化剤を除去する。

あらゆるタイプの釉薬に使用できる。サーモンピンクに固溶している鉄の酸化数は3価と推定されている。

近似色

脚注・出典

関連項目


「サーモンピンク」の例文・使い方・用例・文例

  • サーモンピンクという色
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



サーモン‐ピンクと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サーモン‐ピンク」の関連用語

サーモン‐ピンクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サーモン‐ピンクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
原色大辞典原色大辞典
Copyright © 1997-2025 colordic.org All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサーモンピンク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS