サンイシドロ地区での登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 15:59 UTC 版)
「母をたずねて三千里」の記事における「サンイシドロ地区での登場人物」の解説
マリア コルドバのある家の小さな娘。 パブロ・ガルシア 声 - 東美江 コルドバの貧しい家で暮しているインディオの少年。自分のことを馬鹿にされていると勘違いし、初対面のマルコにいきなりごみ箱から拾った肉を投げつけたりなど気性は荒いが、優しい心の持ち主。寝所のないマルコを家に呼んで一緒に住まわせてくれる。妹のためにトゥクマンまでの汽車賃を遣ってしまったマルコに対し、貨車にタダ乗りするよう勧め、自分が囮となって駅員に手酷く殴られることでマルコを助ける。 フアナ・ガルシア 声 - 横沢啓子 パブロの妹。まだ幼くて体が弱く病気がちである。チキティータという人形を大事に持っている。パブロとマルコの帰りを待っていたせいで雨に打たれ肺炎にかかるが、マルコがビクトル・メキーネスからもらったお金をフアナのために使ったおかげで助かる。 なお、その治療に使った薬の名前が毒薬の一種である「ストリキニーネ」となっていたが、地方局などの一部再放送で放送終了後に「本編に登場する『ストリキニーネ』は『キニーネ』の誤りです」というテロップが出されたことがある。キニーネは、アンデス自生の植物であるキナから抽出される物質で、19世紀に抗マラリア薬として利用されていた。 ホセ 本編未登場 パブロに馬を貸した人物。 チキティータ フアナが大切に持っている人形。とうもろこしを食べた後の芯の部分に目と口を書いている。なぜフアナがこれを大切に持っているのかについては作中で語られていない。当初マルコは人形と気付かずに放り投げてしまう。チキティータとはスペイン語で「お嬢ちゃん、小さな女の子」という意味である。 ホルヘ 声 - 杉田俊也 パブロの祖父。少々惚けている模様。
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