サルコペニアの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:03 UTC 版)
EWGSOPでは、サルコペニアを加齢に伴って生じる原発性(一次性)サルコペニアと、活動、栄養、疾患に伴って生じる二次性サルコペニアに分類している。 原発性 加齢性サルコペニア - 加齢以外に明らかな原因がないもの。 二次性 活動に関連する寝たきり、不活発なスタイル(生活)、失調や無重力状態が原因となり得るもの。 疾患に関連する重症臓器不全(心臓、肺、肝臓、腎臓、脳)、炎症性疾患、悪性腫瘍や内分泌疾患に付随するもの。 栄養に関係する吸収不良、消化管疾患、および食欲不振を起こす薬剤使用などに伴う摂取エネルギーおよび/またはタンパク質の摂取量不足に起因するもの。 また、サルコペニアのステージ分類として、下記のような3段階を定義している。 ステージ筋肉量筋力身体能力プレサルコペニア ↓ サルコペニア ↓ ↓ または ↓ 重症サルコペニア ↓ ↓ ↓
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