サヤコマチ【サヤコマチ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9794号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | サヤコマチ よみ:サヤコマチ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市豊平区美園2条1丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩見田慎二、近江公、七澤和洋、安達英人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サッポロミドリ」に「ユウヅル」を交配して育成されたものであり、有限伸育型で主茎長は極短く、莢の毛茸は白色で少なく、成熟期が中の早のえだまめ用の品種である。伸育型は有限、分枝数は少、胚軸の色は緑、主茎長は極短、主茎節数は極少、最下着莢節位高は低、着莢密度は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は白である。若莢の色は緑、長さは長、幅は中、熟莢の色は暗褐、湯煮(ブランチング)後の莢色は濃緑、多粒莢率は中、毛茸の多少は少、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は淡緑、粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は淡褐、粒の大小は大である。開花期は早、成熟期は中の早、生態型は夏大豆型である。「富貴」と比較して、熟莢の色が暗褐であること、毛茸が少ないこと、臍の色が淡褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和51年に出願者の農場(北海道夕張郡長沼町)において、「サッポロミドリ」に「ユウヅル」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「SB1003」であった。 |
- サヤコマチのページへのリンク